だいぶ前に録画していたNHKスペシャルの草間彌生のドキュメンタリー番組を観る。
相変わらず制作に向かう執念は凄いな。実際美術館で作品と対峙しても感じるこの狂気こそが芸術家としての彼女のイメージを形成しているというか、ビジュアル、言動を含むその強烈な個性(キャラクター)も然り。
番組はおもにテートモダンでの個展の模様、そしてスタジオでの制作風景。
国立国際でみた100枚の連作はこうやって描かれていたのか・・・。でも私はやっぱりスカルプチャーとかインスタレーションのほうが圧倒的に好きだ。
さて、こうして見ていると(昔の作品は別として)、現在の彼女の印象は「とにかく描くことが大好きなゲージツカおばあちゃん!」であって、もうこういう天才と呼ばれる人というのは、きっと理屈なんてとっくに飛び越えたところにいるんだろうなーなどと思いながら観ていたのだけど、ドキュメンタリーの中で「水玉は平和のシンボルとして売り込んでいる。だからあんなに人が来る。芸術家として展覧会やっても誰も来ないでしょ。」と言って莞爾と笑うのを見て、「あ、この人全部わかってやってるんだ・・・」と。
さすがです。やっぱり芸術家に天才なんていない・・・。≒確信犯なのだと・・・。
その後同じく録画して長らく放置していたアニメ「俺の妹がこんなに可愛いはずがない」を12話一気見したら、頭が痛くなりました(笑)
相変わらず制作に向かう執念は凄いな。実際美術館で作品と対峙しても感じるこの狂気こそが芸術家としての彼女のイメージを形成しているというか、ビジュアル、言動を含むその強烈な個性(キャラクター)も然り。
番組はおもにテートモダンでの個展の模様、そしてスタジオでの制作風景。
国立国際でみた100枚の連作はこうやって描かれていたのか・・・。でも私はやっぱりスカルプチャーとかインスタレーションのほうが圧倒的に好きだ。
さて、こうして見ていると(昔の作品は別として)、現在の彼女の印象は「とにかく描くことが大好きなゲージツカおばあちゃん!」であって、もうこういう天才と呼ばれる人というのは、きっと理屈なんてとっくに飛び越えたところにいるんだろうなーなどと思いながら観ていたのだけど、ドキュメンタリーの中で「水玉は平和のシンボルとして売り込んでいる。だからあんなに人が来る。芸術家として展覧会やっても誰も来ないでしょ。」と言って莞爾と笑うのを見て、「あ、この人全部わかってやってるんだ・・・」と。
さすがです。やっぱり芸術家に天才なんていない・・・。≒確信犯なのだと・・・。
その後同じく録画して長らく放置していたアニメ「俺の妹がこんなに可愛いはずがない」を12話一気見したら、頭が痛くなりました(笑)
コメント
彼女があんなすごい経営者マインドの持ち主だとは。脱帽です!
自己プロデュース力って言うんでしょうか、彼女といい、村上隆といい海外で成功をおさめている作家はそういう部分をホント徹底していますよね。
あれを見て以来、ソフトバンクのCMの樹木希林が草間彌生にしか見えないです。